40代の悩めるクローゼット解決に向けて。パーソナルカラー&骨格タイプ診断の率直な感想

ミニマリストを意識するようになり、かなりの勢いで断捨離をしたおかげでクローゼットはスッキリしました。 そして、手放すばかりで新しい服をほとんど取り入れていないクローゼットはなんだかやっぱり・・・新鮮さがなくて寂しいなあと感じている自分がいます。

パーソナルカラーはオータム。でも・・・

昨年秋にパーソナルカラー診断を受け、診断結果は「オータム」でした。「オータム」に似合う色は、黄色を含んだ温かみのある色にダークグレーや黒が少し混じった落ち着いた色のグループです。

グレー・白・黒といった無彩色はあまり得意ではないそうで、実際に色布を当ててもらいながら話を聞いていると「まさに!」という感じでした。

・・・ですが、地味色オンリーな私のクローゼット、どうしましょうか?

(私の地味色オンリーなクローゼット / 今年1月撮影)

ファッション誌をパラパラと眺めてみるも、なんだか自分ごとに思えなくてピンときません。

  • 好みなのは、ざっくりした体のラインの出ないシンプルカジュアルな服
  • 苦手なのは、女子っぽいかわいい雰囲気やキラキラ華やかな感じの服

子供の頃からこのあたりの「好み」はほとんど変わっていません。

大丸松坂屋「パーソナルカラー診断+骨格診断+ミニナビ」

パーソナルカラーについてもう一度聞いてみたくて、大丸松坂屋百貨店の「パーソナルカラー診断+骨格診断+ミニナビ」を受けてきました。前回は京都店でしたが、今回は梅田店です。

受けてみての感想は、「めちゃくちゃ良かった」です! 一気にパーソナルカラーと骨格の診断を受け、その結果をもとに百貨店内を回りながら「オータムでナチュラルさんだから、コレとかコレとか、おすすめですね^^」と鏡の前で商品を合わせながらアドバイスをもらえるのは、ホント、ものすごくわかりやすくて参考になりました。

お値段は120分 8,640円(税込)ですが、この価格でこれだけのことをしていただけるのは、かなりお得だと感じました。

>> http://dmdepart.jp/fashionnavi/umeda/

「パーソナルカラー診断+骨格診断+ミニナビ」予約はなかなか取れない

大丸松坂屋のファッションナビは非常に人気があり、予約が取りづらいです。そして「パーソナルカラー診断+骨格診断+ミニナビ」は募集枠が少ないため、さらに超・激戦のようです。 予約をされたい方は、事前の予行演習をオススメします(`・ω・´)

診断の概要と流れ

ファッションナビカウンターで受付をして、診断に入る前に代金を支払います。 診断は2時間と長丁場なので、事前にお手洗いに行っておくと安心です。

通常のメニューはファッションナビカウンター奥のブースで行われるようですが、今回は別フロアにあるレディスメンバーズラウンジの個室で診断していただきました。百貨店のお得意様向け会員制ラウンジなので、私には入ることのできない場所です(・∀・)

パーソナルカラー診断からスタート

まずはじめに、受けようと思ったきっかけなどのヒアリングがありました。

以前にもファッションナビのカラー診断を受けたけれど興味深いのでもう一度ちゃんと聞いてみたいと思ったことや、骨格診断は本やネットを見て自己診断しているけれど自信がないのでプロに見て欲しいと思ったことなどを伝えました。

診断はパーソナルカラーからスタート。前回と同じように鏡の前に移動して、色布を次々と当てていきながら確認していきます。

前回はコンタクトレンズをして行ったのですが、よく似た色布を次々と当てられていき、色の違いを見ようと凝視していたら目がチカチカ、集中力も途絶えて頭がボーッとしてしまいました^^;

眼精疲労が激しいので今回はメガネで行ったのですが「メガネを外してください」とのこと。メガネを外すとぼんやりとしか見えませんが、色のざっくりした印象を眺めているくらいのほうがわかりやすかったように思いました。(メガネを外したのは色布を当ててアドバイザーさんが診断される時だけです。手元にあるので、いつでもメガネをしても大丈夫です)

診断結果は前回と同じく「オータム」。 結果をもとに、「オータム」さんにはこういう色が似合いますよ、などといったアドバイスをしていただきました。



引き続き、骨格タイプ診断

(骨格タイプ診断でもらった参考資料)

カラーに引き続き、骨格タイプ診断に入ります。まずはiPadで全身正面と側面を撮影。次に、手首、鎖骨、肩甲骨、腰骨、膝などを触って確かめます。身長と靴のサイズも聞かれました。

セルフチェックでは、膝小僧などの骨が大きいので「ナチュラル」かと思いましたが、ウェーブの要素もあり、どっちかな?と思っていました。

アドバイザーさんから見た私の印象は「ウェーブタイプ」だったようですが、「ウェーブ」さんが似合うとされる女性らしい服装には幼少期から全く興味がなかったと聞き、少し心配されていたようですが、診断結果は無事「ナチュラル」でした。良かったです(笑)。

「ナチュラル」は関節が大きく、骨格のフレームがしっかりとした体型。ラフ、カジュアル、ボーイッシュなどのイメージのファッションが似合い、ボディラインが出にくいゆったりとしたサイズ感、ボトムスは膝などの関節を隠した方がきれいに見えるそうです。

今の世の中の流れ的に、ざっくりゆったりした「こなれ感」の傾向があり、どのブランドからも「ナチュラル」っぽいファッションが多く出ているそうです。

骨格タイプ診断とは?

骨格診断®とパーソナルカラー診断で見つける似合う服の法則」によれば、骨格診断とは、生まれもった身体の「質感」と「ライン」の特徴を生かし、自分の体型をもっとも美しく見せるファッションアイテムの”素材の質感”と”形”を導き出すものだそうです。

この骨格診断の結果は、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つに分かれます。

  • ストレート:身体に厚みがあり、メリハリのある体型
    (藤原紀香さん、米倉涼子さんなど)
  • ウェーブ:身体全体が薄く、華奢な体型。
    (松田聖子さん、神田うのさんなど)
  • ナチュラル:関節が大きく、フレームがしっかりとした体型。
    (今井美樹さん、江角マキコさんなど)

日本人に多いのは「ストレート」と「ウェーブ」で、骨格診断に身長や体重は関係ないようです。 骨格タイプに合った着こなしをすることで、本来の美しさが際立ち、着やせ効果やスタイルアップ効果が期待できるそうです。

骨格は生まれつき決まっていて、何歳になっても変わることがないため、一度自分の骨格タイプが分かれば、似合う服選びも楽になるということです。

こちらの本は自己診断用のカラーシートとチェック項目もあり、骨格診断とパーソナルカラー診断のことがとてもわかりやすく書かれています。関連本を数冊読み比べてみましたが、一番わかりやすかったです^^

ショッピングナビで百貨店の商品を手に取りながらアドバイス

診断が終わったあとは、ファッションナビのある婦人服フロアに移動して、「オータムでナチュラルさんだから、こういう感じの洋服なんかがオススメですね^^」と、店内にある商品を手にしながら鏡の前でいろいろとアドバイスをしていただきました。

カラーや骨格の診断で「知識」として知った感じですが、「あなたのパーソナルカラーや骨格タイプに似合うのはこういう服装ですよ」と実際の商品を手にしながら具体的な個別アドバイスをしてもらえたことで、五感を使って全身で理解できるようで、とてもわかりやすかったです。



洋服を楽しいと思う気持ちを取り戻したい

(7年くらい前、写真教室の課題で撮影したセルフポートレート)

今回の診断を受けて、30代の頃に通っていた写真教室の課題で撮影したセルフポートレートを思い出しました。気に入っていた服を着て撮影した写真でした。

当時は骨格診断もパーソナルカラーも知らなかったし、地味好きな私としてはあまり選ばない色の服でしたが、試着した時「わ、なんだか似合う」と嬉しく感じた服でした。 今改めて見返してみると「オータム&ナチュラル」な服装です^^

私の30代半ばといえば・・・脳梗塞になって入院をしたり、仕事も辞めざるをえなくなり、心身ともにきつく、なんでも一人で抱え込んでしまう性格もあり、八方塞がりのように感じることが多くありました。 そしていつの間にか、だんだん、何を着ればいいかわからなくなり、洋服選びも億劫に感じるようになり、ついつい無難な、失敗でなさそうな服を選ぶようになっていました。(もともと地味好きで服装への興味も薄いですが^^;)

でも、人生は長いし、これからもまだまだ続いていく。似合う服があれば嬉しいし、洋服選びを楽しいと感じる気持ちを取り戻せればいいなと思いました。

「似合う服」の理論を知った今、これからはもう少し意識的に「似合う服」に挑戦していければいいなと思っています。

さいごに

私は若い頃、黒ばかり着ている時期がありました。当時は似合わないとは感じていなかったけれど、30歳を過ぎた頃、急に、黒が全く似合わなくなってしまいました。

若い頃は「若さ」や「肌ツヤ」のおかげで、本来似合う色でなくもどうにかなってしまうんだそうです。

「若さ」や「肌ツヤ」でカバーできなくなった大人世代だからこそ、似合う色やカタチって大切かもしれないなと思いました。

非常に長々と書いてしまいましたが、今回の記事が「ファッションに悩める大人世代」のどなた様かの参考になることがあれば幸いです(*´∀`*)

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