はじめての味噌作り。初心者でも失敗しにくい、贅沢な「20歩麹」
初心者でも失敗しにくい手作り味噌セット
はじめての味噌作りに挑戦しました。
初心者なので、まずは「手作り味噌セット」といろいろ探してみましたが、お店によって材料(大豆・麹・塩)の比率が異なり、どんな基準で選んだらいいのかがわからず・・・、材料選びの段階ででかなり迷ってしまいました^^;
「手作り味噌セット」をいろいろ調べる中で、これは!と思ったのは、
大豆と麹の比率は、麹の分量が多いほど、同じ塩分でも失敗しにくくなり、「甘口」の贅沢なお味噌となる
ということです。
麹と大豆の量が同じ(1:1)を10歩麹(さっぱりとした本格的なお味噌)、麹の量が大豆の量の2倍(麹:大豆=2:1)を20歩麹(市販にはあまりない贅沢なお味噌)、というそうです。
失敗したくないし、甘口の味噌が好きなので 「手作り味噌セット(米みそ)20歩麹 出来上がり約4kg 」を購入しました。
野田琺瑯のラウンドストッカー、サイズ(18cm、21cm、24cm)で迷う・・
味噌の材料(大豆・麹・塩)とは別に、味噌づくりの容器も必要で、容器は野田琺瑯のラウンドストッカーにしようと思っていましたが、サイズ選び(18cm、21cm、24cm)でもかなり迷いました^^;
わが家は2人家族なので24cmだとちょっと大きすぎるかな?と感じ、18cmと21cmで迷いましたが、21cmを購入しました。
届いた商品は予想していた以上に大きく感じられ、「やっぱり18cmで十分だったかな??」と思いました。 ただ、大豆を浸水したり、重石を入れて保存することを考えると、余裕のある21cmサイズを選んでおいて良かったなと思います。
手作り味噌の作り方
次回の味噌づくりの忘備録として、今回の味噌づくりの手順をまとめておきます^^;
前日の作業
大豆を洗って18時間以上水に浸けておく。
(大豆は3倍くらいに膨らむので、大きめの容器にたっぷりの水で浸けます。 野田琺瑯のラウンドストッカーは浸水の容器としても使えるので便利!)
当日の作業
- 大豆を4〜5時間くらい柔らかくなるまで煮る
- 麹と塩を混ぜ、塩切り麹を作る
- 大豆をつぶす
- つぶした大豆と塩切り麹をよく混ぜる
- 4をハンバーグのように丸めて味噌団子を作り、空気抜きをして、容器に投げつけるようにいれる
- 表面をならし、周囲に塩を振り、ラップでしっかりふたをする
- 重石をのせる
1.大豆を煮る
大豆は圧力鍋を使用すれは速いですが、我が家の圧力鍋のサイズ(4.5L)では複数回に分けて大豆を煮ることになるので、圧力鍋で普通にコトコト4時間程度煮ました。
鍋底が焦げ付かないよう、途中で鍋底からそっと大豆をかき混ぜたり、お湯を足したり。
※大豆を潰す時に使うので茹で汁を捨てずに取っておく。
2.塩切り麹を作る
麹をほぐしながら塩と混ぜ合わせ、塩切り麹を作る。
「手作り味噌作りセット」添付のポリ袋で混ぜましたが、大きめのボウルがあれば便利そうです。
3.大豆をつぶす
「手作り味噌作りセット」の<大豆をつぶすためのポリ袋>に大豆を入れ、軍手をはめ、手のひらで押しつぶしていく。
(疲れてきたので、途中から足で踏みつぶしていきました^^;)
※大豆を18時間以上しっかり浸水させておくことで、均一にやわらかく煮ることができ、つぶしやすくなる。
4.つぶした大豆と塩切り麹をよく混ぜる
大豆が人肌くらいに冷めたら、塩切り麹を入れ、混ぜ合わせる。
混ざっていないところがあると味のムラやカビの原因になるので、しっかり丁寧に混ぜる。
硬い場合は大豆の茹で汁を加えて調整。
5.味噌容器に詰める
ハンバーグのように丸めて味噌団子を作り、空気抜きをして、容器にペチャッと投げつけるようにいれる、空気が入らないように上から圧をかけて押さえる。
6.ラップでしっかりふたをする
詰め終えたら表面を平らにして、カビ予防のために周辺に塩を振り、ラップでしっかりふたをする。
7.重石をのせる
重石(ビニールに入った塩で代用)を置く。
おまけ:手作り味噌のカビを防ぐおまじない
味噌作りで多少のカビが生えてしまうのは仕方がないようですが、ワサビ(チューブ状のものでOK)を置いておくと、殺菌効果でカビが発生しないそうです。
さいごに
味噌づくりは初めてなのでわからないことだらけで、「手作り味噌づくりセット」もすごくたくさんの種類があってどれを選べばいいかわからず、味噌を仕込む容器の大きさ選びでもかなり迷ってしまい、材料を揃えるところが一番時間と労力がかかってしまいました^^;
味噌の仕込み作業そのものは、思っていたより簡単で、麹や大豆を煮る甘い香りに癒されながら楽しく作業ができました。
お味噌の完成が楽しみです(*´∀`*)