後味の悪かった出来事

先週、夫と奥琵琶湖に桜を見に行った時のこと。
ココを連れて歩いていたら、知らないおばさんに「こんな大きさの猿がぎょうさんおったわ。こんな色しとったわ」とか、どうしてそういう事を言ってくるのかな??と思うことを話しかけられた。

嫌な感じの人だなあと思ったけど、ヘラヘラと対応してしまったら

「あんたら、子供おらんの?」「あー、あんたら子供おらんからこんな犬なんか飼って、子供代わりにしてんねんやー」とか、そんな感じのことをいろいろ言われた。

「ケケケッ」と笑うおばさんで、妖怪のようだと思った。
物語の序盤くらいで出てきそうな、強くないけど、後味の悪い妖怪。

すぐにその場を立ち去らず、なぜか愛想笑いとかしてしまった自分の態度を、とても後悔した。

あのおばさんはただ思った事を言っただけで、それは私にとっては心地よくなかった。
それだけのことだし、別にたいしたことでもない。

犬といると、通りすがった知らない人と、二言三言、たわいもない短い会話を交わすことはよくあって。
犬を通じたゆるーい交流はほっこり和めるものが多いし、ほとんどの人は感じがいい。

たまに「私も前に犬を飼っていてね・・・かわいかったのよ」とか、過去形で話す方がいて・・・もういなくなっちゃったんだな・・・と切なくなってしまうこともある。

とても優しい穏やかな雰囲気で言葉を交わせる人がいる一方で、妖怪みたいな、なんともいえない後味を残す人がいる。

この違いはなんだろう。

普段何気なく過ごしている時間、どんなことを考えているかとか、考え方の癖とか、見ている情報とか、なんてことない会話とか、そういう日々の些細なことが積み重なって、無意識の自分でも気がつかないところで形成されていくのかもしれないけど、どうなんだろう。

もしもまたいつか、妖怪に出くわす機会があったら、今回みたいにヘラヘラしていないで、さっと素早く、毅然と、立ち去ろうと思う。

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こんにちは。このブログを書いている hanacocoです。 大阪と京都の間あたりでミニマリスト夫とトイプードルとゆるりと暮らしています。 整理整頓やモノを捨てることが苦手な性分でしたが、いつも身の回りがスッキリしているミニマリスト夫を見ていると、空間も思考もサッパリと風通しがよくていいなあと思うようになり、夫の影響でシンプルミニマルな暮らしを心がけるようになりました。 長年染み付いた生活習慣はそう簡単に変わるものではありませんが、ちょっとずつでも、シンプルミニマルライフに近づいていきたいなと思っています。 仕事は、フリーランスでWEB関係のことをちょこちょこやっています。 IT業界と広告業界のはしっこあたりで長らく働いてきましたが、腱鞘炎や眼精疲労など、長時間パソコンとにらめっこするような働き方は、もうできなくなってしまったなと、アラフィフを痛感します。 これからどんな風に働いていこうかな?と、これからの「大人の働き方」を模索中です。 好きなことは、写真、旅行、読書。 文章を書くのは好きでもあるし、苦手なことでもありますが、書くことで広がっていく世界があるのではないかと思っています。 未来への種を蒔いて、いつか大きな「花」を咲かせますように。 そんなことを綴っていければとの思いを込めて「hana-diary」と名付けました。 どうぞよろしくお願いします^^

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