晩秋の上高地で感じたことと、ささやかな目標

(▲水鏡に映る奥穂高岳)

爽やかな秋晴れだった金曜日、
「いつか行ってみたい」と憧れていた上高地に行ってきました。

(▲さわんどバスターミナル)

上高地はマイカー乗り入れ禁止なので、シャトルバス乗り場のある沢渡(さわんど)駐車場に車を停め、さわんどバスターミナルからバスで上高地へ。

(▲上高地行きのバスは30分に1本なので乗り遅れないように)

シャトルバスの終点は「上高地バスターミナル」ですが、2つ手前の「大正池」で降車して、大正池~河童橋を歩きました。

大正池~河童橋のコースはおよそ4kmほどの行程で、景色を楽しみながらのんびり歩いても2時間あれば十分。 上高地のハイキングルートの中でも人気の高いコースです。

(▲一面に霜が降りる田代湿原)

大正池のバス停を降り、少し歩くと田代湿原。
いいお天気でしたが、湿原は日陰で陽が当たらず、吐く息が白くなるくらい空気が冷たくて、一面に霜。

(▲葉っぱにうっすら氷の結晶)

10月24日から二十四節気では霜降、七十二候では霜降の初候・霜始降(しもはじめてふる)。
「霜降」は秋の最後の二十四節気。秋もいよいよ終わりが近づいてきました。

季節の移ろいや自然界の細やかなことを表現した日本の暦は美しいなあと、数年前から「日本の暦」に興味を持つようになりました。

(▲色とりどりの落ち葉)

霜が降りると地面近くは氷点下まで下がるそうです。
葉っぱに霜が降りて、きれいです。

(▲ハートの形の葉っぱがかわいい)

同じ木の枝の葉っぱなのに、紅葉の色はそれぞれ。

「みんなちがって、みんないい」
金子みすゞさんの詩が浮かんできました。

(▲湿原に光が差して、霜がキラキラ輝いた)

到着した頃はまだ少し薄暗かった田代湿原に朝日が差してきて、木々の葉っぱや下草についていた氷が小さくキラキラ光って、シンとした朝の時間に日常の時間が少しずつ差し込んでいくような感じでした。

(▲天高く馬肥ゆる秋)

抜けるような青空と錦繍のコントラストと、山。

(▲エメラルドグリーンの浅瀬)

川の水が透明に澄んでいてとても綺麗。

(▲晩秋の上高地)

昔の人が一年の中でもっとも尊んできた季節は、「もののあはれ」を強く感じさせる晩秋だったそうです。

(▲上高地のシンボルともいえる河童橋)

秋の景色に見惚れながらのんびり2時間ほど歩いて、河童橋に到着。
観光シーズンの休日はかなり混雑しているそうですが、平日の午前中はそれほど混雑していませんでした。

お腹が空いたので、河童橋の目の前のカフェ「スイーツカフェ&バーLOUNGE 五千尺ホテル上高地」でコーヒーとアップルパイを食べました。大きなリンゴがゴロゴロ入っていて美味しかったです^^

(▲バスは30分に1本。定員オーバーになると次の便になるので注意!)

11:15のバスに乗って、帰路に着きました。

早起きは三文の徳。
少し早起きして時間帯をズラすと、混雑に巻き込まれにくくてゆったり過ごせるなあと思いました。

晩秋の上高地で感じたこと

(▲川辺でゴロンと横になって読書)

川辺でゴロンと横になって読書をしている人がいて、北欧で見た休日のような、豊かな時間の過ごし方だな、と思いました。

自然の中で一人でのんびり読書をしてみたいなあ・・・
ささやかな目標ができました。

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