4月の庭と、春野菜の植え付け

月曜日の夜から翌朝にかけて大雨が降り、お天気が回復して、次々と植物が開花し始めました。

マンション暮らしだった頃は季節の変化はゆるやかだったように思いますが、田舎暮らしをしてみると、ほんの数日で目の前の景色がぐるんと大きく変わっていくことに驚きます。

クレマチスも咲き始めて、いい香りが漂っています。
植物の水やりは雨水タンクの水を使用しているのですが、成長が良いように感じます。

北東の畑エリアの一画に、キャベツとリーフレタス、そら豆を植えました。

隣の区画には、夏野菜を植えるまでネギを植えておきます。
ネギを植えておくと、根に共生している微生物が出す抗生物質により土壌中の病原菌を消毒してくれる効果があるそうです。

とはいえ、全ての野菜にネギが有効ということではなくて、もちろん相性が良くない組み合わせもあって、キャベツや白菜などアブラナ科は一緒に植えると結球しづらいなど、野菜の特性や組み合わせの相性を知っておくことも大事なポイントです。

先日、食いしん坊のココが、私が気がつかない間に庭に出ていて、庭の植物などを食べて下痢が止まらなくなりました。
動物病院に連れて行き、点滴とお薬ですぐに回復してホッとしましたが、なんでも食べてしまう子なので目が離せません……。

そういえば、去年の春には畑に植えるさつまいもの茎を齧っていました。

今年も引き続き、自然栽培の畑のスクールに通っていて、教わったことを家の庭の畑で復習しています。

スクールの畑は山の近くにあり、日が陰るのが早いです。

畑のそばに桜の木が植えてあります。
お花見とか木陰のためだけではなく、開花状況で、農作業の目安となる農事暦の目安にするのだそうです。

桜だけでなく、昆虫や蛙、鳥、花、植物といった自然界のさまざまな事象も農事暦をはかる目安になり、二十四節気や七十二候は農業と直結する叡智なんだなあと感心する毎日です。

  

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