主役は「モノ」ではなく「自分」。久々に断捨離を読み返して。
久々に「断捨離」を読み返しました。
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スピードの速いIT業界で、毎日クタクタになりながら遅くまで働いていて。
体調をくずして入院して復帰したら、会社にはもう戻れそうな場所がなくなっていて、無職になりました。
バツイチ一人暮らし、無職、アラフォー。
さて、これからどうやって生きていけばいいのだろう?
人生を変えるヒントやら、自分探しやら、
いろんなものを探して迷走していた頃に「断捨離」に出会いました。
モノが溢れかえって散らかった部屋を片付ければ…
人生が変わるかもしれないなあと思いました。
人生を変えるくらいの大きな影響を受けた大切な本だったなあ、と思います。
「断捨離」でイチバンよかったと思うこと
「断捨離」をやってイチバンよかったと思うことは、
部屋の中からガラクタが減ったことはもちろんですが、
自分が自分をどんな風に思っていたのかという<セルフイメージ>に気付き、
もっと自分を大切に丁寧に扱おう!と思えたことだったと思います。
「自分なんてこんな程度でいいや」なんて自分を粗末に扱っていると、
結局、まわりからもそんな程度の扱いを受けることになってしまうことにつながりかねないんですよね。
「私はセルフイメージがものすごく低い」ということに気がついて、
ほんのちょっとずつでも改善していこうと思えたことはとても大きな気づきだったと思います。
「自分が自分をどう思っているか、どう扱っているか?」は、本当に大切なこと。
おかげで、以前よりも少しずつ<生きるのがラク>に感じられるようになったと思っています。
主役は「モノ」ではなく「自分」
「このモノは使える」から「取っておく」のではなく
「私が使う」から「必要」。
主語は常に「自分」で、時間軸は常に「今」。
安物のもらい物のタオルではなく、自分が気に入ったタオルを使おう。
「部屋着に良さそうだから」と古びたTシャツを取っておくのはやめよう。
頭ではなるほどな!と思えても、
身体に染み付いた「もったいない精神」みたいなものは簡単にはなくならない。
それでも、自分に不必要なモノをただひたすら手放して、
必要なモノを選んでいきたいなと思いました。
自分の内面が、ひっくり返って世の中にうつしだされてしまう
ココロは目に見えないから変えるのはむつかしいけど、
部屋は目に見えるから、ココロを変えるよりもわかりやすい。
部屋を整えていくことで自分を整えていく。
部屋は心の鏡だから、自分がうつしだされてしまう。
自分の内面は、ひっくり返って世の中にうつしだされてしまう
私たちが生きるために必要なモノは、
そんなにたくさんは、ない。のだなあと思います。
久々に読み返して、心がすーっとしたような気持ちになりました。