モノを減らして見えてくる「向こう側」
2泊3日で九州に行ってきました。
紅葉にはまだ少し早かったですが、すっきり爽やかに晴れわたった秋の九州を満喫してきました。
ミニマリストの夫は、毎回、旅行準備があっという間です。モノが少ないので必然的に選択肢も少なく、どれを持っていこうか?などという迷いが無いようです。
ミニマリスト夫を見習ってどんどんモノを手放していくうちに、私もいろんな迷いが少なくなってきたのでしょうか、今回の旅行準備はサラリと完了。
3日間同じ服(肌着類は着替えますが)にしたので、荷物も劇的に減りました。旅館に着いたら浴衣に着替えて、着ていた服は手アイロンでシワを取り、丁寧にハンガーに吊るします。
えっ?3日も同じ服なんて信じられない、女としてどうよ?!・・・と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、価値観や優先したい順番は人それぞれでいいと思うんです。
私は身軽さを優先したいタイプでーす(*´∀`*)
人間ってちっぽけな存在
大きな自然の中をのんびり旅行しながら感じたことは、人間ってほんとに、ちっぽけな存在なんだなあということ。
ちっぽけな人間の悩みなんて、この大いなるものの中では、取るに足らないささいなこと。
生きていれば、めんどくさいことも、悲しいことも、つらいことも、いろいろある。
これからも、きっとたくさんあるんだろうけど。
でももしも、イヤなことが全部消えてなくなったとしたら、多分、そこってホントの天国(あの世)で、あっちに行くには、まだ早過ぎる。笑
だから、生きている「今ここ」を、味わおう。
その「向こう側」にある、もっと軽やかな景色を
目の前の現実のイヤなことを、一生懸命、じーっと見るんじゃなくて。
自分がどんなことをしたいと思っているのか、どんなふうに生きていきたいのか、もっと、自分の心の中にある大きな世界を見よう。
いらないものなんて、とっとと捨ててしまおう。
断捨離なんてさっさと終わらせて、本当に大切なものだけ選んで、身軽になろう。
そして、大切だと感じて選び取った、数少ないものを、大切にしよう。
モノを手放すのは、いろんな呪縛から身軽になるためのひとつの手段でしかなくて、捨てることや断捨離は、ミニマリストの目的でもゴールでもない。ただの通過点。
モノを減らして身軽になることで、「向こう側」にある、もっと軽やかな景色を見にいきたいなと思う。心の本音をごまかさないで向き合うべし。
そんなことを感じた、九州の旅でした(*´∀`*)