1泊2日の小旅行・お伊勢参り|伊勢神宮早朝にオススメの宿、神宮会館
早朝参拝を目的にお伊勢さんにお参り
先週の金・土曜日、「神宮会館」で宿泊者向けに開催されている早朝参拝を目的に、一泊二日でお伊勢さん参りに行ってきました。
大阪在住なので伊勢神宮へは日帰りでも行けるのですが、早朝の人気の少ない伊勢神宮は清々しい雰囲気がとても気持ちよく、ぜひ夫にもあの雰囲気を味わって欲しいなと、今回2回目となる神宮会館宿泊と早朝参拝です。
伊勢神宮は早朝5時から空いていて、もちろん個人で自由に参拝できるのですが、早朝に伊勢神宮に到着するためには夜明け前の出発が必要ですし、神社に詳しい方に案内していただけるのは嬉しいなと思います。
鳥羽と志摩を結ぶパールロードをドライブしながらお伊勢さんへ
初日はまずレンタカーを借りに行き(車を持っていないので)、実家(滋賀県)に犬を預けてから、三重県へ向かいました。
鳥羽と志摩を結ぶドライブウェイ・パールロードで海岸線をドライブ。展望台からの景色や、目的地への道中も旅の楽しみのひとつです。
SHEVRON CAFE(シェブロンカフェ)
ことりっぷ(伊勢志摩) で紹介されていたSHEVRON CAFE(シェブロンカフェ)。
細い山道を抜けた先にある一軒家のお洒落カフェです。
お洒落な雰囲気のかわいいカフェで、コーヒーとスイーツをいただきました。
このあと「ともやま公園」で夕日を眺めたかったのですが、この時期の志摩の日没時刻は午後7時頃。
宿の夕食時間(18時~20時)が決まっており、夕日を見てからでは間に合わないので、夕日は諦めました。残念っ!
伊勢神宮の近くにある「天の岩戸」へ
夕日を諦め、伊勢神宮から車で30分くらいのところにある「天の岩戸」へ向かいました。
天岩戸とは古事記に登場する場所で、太陽神・天照大神(アマテラスオオミノカミ)が須佐之男尊(スサノオノミコト)の悪事をいさめるために身を隠した洞窟。「天岩戸伝説」は高千穂が有名ですが、三重県にも三カ所、沖縄にも伝わっているそうです。
二の鳥居。神域へ魔が入らないよう左右には狛犬が配置されています。
この鳥居を少し進んだところに駐車場があります。
駐車場から3分程歩くと、三の鳥居。
三の鳥居から徒歩数分で「恵利原の水穴」に到着。鳥居の奥に見える小さな洞窟です。思っていたよりもずいぶん小さな印象でしたが、荘厳な雰囲気が漂っています。手前の竹筒から流れる霊水は、日本名水百選にも選ばれています。
「神宮会館」に到着
午後6時過ぎに「神宮会館」に到着。
神宮会館は伊勢神宮(内宮)まで徒歩5分、おかげ横丁も目の前。毎朝6時半から職員さんによる早朝参拝案内(無料)も実施されている、お伊勢さん参りにオススメの宿です。(とても人気のある宿でなかなか予約が取れません・・・)
>> 神宮会館
今回宿泊したのは「バス・トイレ付和室」のお部屋です。
前回宿泊したのはバス・トイレ無し和室(同じ建物にある共用のお風呂とトイレが利用できます)でしたが、良心的な価格でとても人気のためかなり先まで予約で一杯で、今回はバス・トイレ無し和室は予約を取ることができませんでした^^;
神宮会館の豪華な夕食
夕食は大広間のような食事会場でいただきます。ボリュームたっぷりの豪華な晩ご飯、おいしいです。
せっかく伊勢で宿泊するのだからと、今回、伊勢海老付きのお食事をいただきました。
私の普段の食生活は、おばあちゃんが作るような比較的シンプル(簡素とも言う)な和食中心なので、今回の料理は豪華すぎてお腹いっぱいになってしまいました^^;
神宮会館宿泊者向けの「早朝参拝案内」に参加
翌朝、神宮会館宿泊者向けの「早朝参拝案内」に参加。6:20にロビー集合、出発は6:30です。
五十鈴川も架かる宇治橋は、神域への入り口です。
宇治橋を渡ったところから振り返ったところ、インスタスポットだそうですよ^^
橋を渡ったら、玉砂利を踏みしめ、御正宮へと向かいます。
おじぎをしているのは、案内してくださっている職員の方。鳥居の手前できちんと立ち止まり深くお礼をされていたり、一緒に参拝すると神社のお作法も参考になります。
まだ参拝者が少ない早朝、清らかな空気の中の参拝は格別です。光が差し込む参道は神々しく、美しい!
参拝する前に心身を清める場所、五十鈴川御手洗場。こちらも早朝は人が少なくて清々しく、新緑が川面に映り込んで綺麗でした。
こちらもインスタスポットだそうです^^
参拝から戻ると、神宮会館の美味しい朝食
参拝から戻ったらお腹ペコペコ。 帰ったらすぐ、昨日の夕食と同じ食事会場で朝食をいただきます。
朝食も美味しかったです!
宿をチェックアウト後も無料で駐車でき、良心的なお宿だなあと思いました。
チェックアウト後、神宮会館の屋上にあるバラ園に。見頃は少し過ぎたようでしたが綺麗でした。
おかげ横丁をぶらりと散策
赤福本店
神宮会館を出たあと、まず向かったのはおかげ横丁の赤福本店。
いつ訪れても大賑わいの赤福本店、今回は10時過ぎにお店に行ったので、待たずに赤福餅をいただきました。
伊勢の家には年中注連縄が飾られていますが、なかでも多いのが「蘇民将来子孫家門」の符。これは、心やさしい蘇民将来の子孫ですよ、といって災厄を逃れるのだそうです。
赤福本店内の注連縄の上に、なんと、ツバメが巣をつくっていました^^
五十鈴川カフェ
赤福餅を食べた後、五十鈴川カフェへ。 こちらも待たずに座ることができました。
五十鈴川を眺めながら、趣き深い建物でのんびり。
カフェを出ておかげ横丁に戻ると人が多くなっていて、修学旅行の小学生もたくさんいました。
私の小学校の修学旅行も伊勢でしたが、あれはもう30年以上も昔なんだなあ^^;
道開きの神様「猿田彦神社」
猿田彦神社は天孫降臨の際の案内役になったことから道開きの神と知られる猿田彦大神と、その子孫で天照大御神の内宮鎮座に貢献した太田命をが祀られています。
本殿の手前にある八角形の石柱、方位石は猿田彦神社で最もパワーが集中するポイントだとか。十干十二支(じゅっかんじゅうにし)で方位が刻まれていて、仕事運「亥→卯→未」、金運「巳→酉→丑」、家庭運「申→子→辰」、人気運「寅→午→戌」の順番で触るといいそうです。
さいごに
お昼過ぎにはお伊勢さんを後にして、実家にココを迎えに行き、近所を散歩して、大阪へ戻りました。
実家にいた頃は、「何もない、つまらない田舎」だと思っていたけれど、今は、その素朴さが魅力なのだなあと思います。
レンタカーの返却が20時までなので少しバタバタな2日目でしたが、心洗われた伊勢の旅でした。
お伊勢さんに行かれるなら、早朝参拝、おすすめですよー^^
>> 神宮会館
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