車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行(前編)

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

先週、車椅子の母と二人で1泊2日の「出雲・松江旅行」に行ってきました。

車椅子の母と二人なので、宿泊先などを選ぶ基準は「バリアフリー」であることが最優先です。 また、段差があれば母と私の荷物すべてと車椅子を持って上るので、荷物は日頃から少なめですが、今回は本当に「必要最小限」の旅行となりました。

母は車椅子を利用していますが、まったく歩けないわけではなく、フラットな場所で杖や支えがあれば、10メートル程度ならばゆっくりと歩くことができるので、折り畳みのできる軽量タイプの車椅子を利用しています。

丸2日間車椅子を押しての旅行、正直言って・・・いろいろ不便で大変なこともたくさんありました。 でも私が感じた不便さなんてね、旅行の間だけのことなんですよね。 母だけでなく、身体に不自由を抱えて生きている人は、毎日毎日、多くの制限を感じながら日々を過ごしているのですよね。。。

普段の旅行とは違った視点で、いろいろなことを考えた旅行でした。

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行の旅の行程

私たちが住む近畿地方から山陰地方へは、新幹線+特急やくもを利用して約4時間かかります。
目的地を少なくしてゆったりした旅行になるように行程を考えました。

1日目
  • 新幹線で新大阪→岡山へ、特急「やくも」に乗り換え、岡山→出雲市へ
  • 出雲市からタクシーで出雲大社へ(タクシー料金:約3,000円)
  • 出雲大社参拝、神門通り散策
  • 天然温泉大社の湯 いにしえの宿佳雲」チェックイン、夕食、お風呂
2日目
  • 朝食後、チェックアウト
  • 「一畑電車」で出雲大社前→松江しんじ湖温泉へ
  • 松江の城下町を散策
  • タクシーで松江駅へ(タクシー料金:約700円)
  • 特急「やくも」で松江→岡山、新幹線で岡山→新大阪へ
  • 実家の最寄駅(滋賀県)まで見送り

国内旅行は楽天トラベルでレビューを参考に比較しながら予約することが多いですが、今回の旅行は、バリアフリーの相談をしたかったので、JTBの店舗でアドバイスをもらいながら個人旅行ツアーから選びました。(新幹線+宿セットで予約する場合はJTBで予約した方がお得になるケースが多いようです)

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1日目:特急やくもで車窓からの眺めを楽しみながら出雲市へ

出雲・松江旅行・特急やくも

(▲出雲方面行きは進行方向先頭車両がグリーン車。車窓からの自然豊かな眺めが楽しかったです)

新幹線で岡山まで行き、岡山駅で特急やくもに乗り換え。 やくも(岡山→出雲市)の乗車時間は約3時間かかりますが、車内販売がないので、乗車前にお茶とお弁当を買っておきました。(事前に調べておいて良かったです^^;)

かなり揺れる電車との情報だったのでグリーン車(500円追加)を予約、最前列席に座ることができました。 グリーン車は座席が3列でゆったりしていますが、通路の幅は狭くて、車椅子ではギリギリ通ることができませんでした。

座席がやくもは噂どおりかなり揺れましたが、車窓からの眺めは楽しかったです^^

出雲市到着。タクシーで出雲大社へ

(▲レトロモダンな旧大社駅外観)

(▲和風のシャンデリアやレリーフが美しい駅舎内)

出雲市駅から出雲大社へは一畑電車で行くことができますが、途中で乗り継ぎが必要で時間もかかるため、タクシーで向かいました(タクシー料金:約3,000円)。

出雲大社へ向かう途中、旧大社駅(1990年まで使われていたレトロモダンな駅舎)に立ち寄りました。

タクシーの運転手さんに「出雲大社の参道は坂になっているので車椅子を押して歩くのは少し大変なので、大駐車場まで車で行った方がいいですよ」と教えてもらったので、アドバイスに従いました。

参道はゆるくて長ーい坂になっているので、車椅子を押して往復するのは少し大変そうで、教えてもらえて助かりました。

あらゆるもののご縁を結び、人と幸福をつなぐ縁結びの神様

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲大きな注連縄がかかる社殿)

出雲大社の御祭神大黒主大神は縁結びの神様ですが、男女のご縁だけでなく、人のご縁や幸福などの”目に見えないこと”すべてを司り、さまざまなご縁を結ぶ神様として信仰されているといいます。

境内は舗装された道があり、段差にはスロープも設置されていて、車椅子でもスムーズに拝殿まで行けるようになっていました。

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲三の鳥居をくぐった先にある、樹齢数百年の松並木が続く松の参道)

平日の夕方だったからかもしれませんが、人が少なくゆったりと参拝することができました。
広くて清々しい境内はとても気持ちが良かったです。

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲堀川に夕日が映り込んでキラキラと綺麗でした)

出雲大社を参拝したあと、神門通り〜堀川のほとりをのんびり散策しながら宿泊先へ向かいました。

出雲大社すぐそば、車椅子でも安心なオススメの宿「いにしえの宿佳雲」

(▲映画のセットのような広いロビー)

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲和室ですがベッドなので、足腰の弱い高齢の方でも利用しやすいです)

車椅子の母との旅行なので、宿泊先は慎重に選びました。

天然温泉大社の湯 いにしえの宿佳雲」で宿泊された方のレビューを拝見していると、「車椅子利用の家族も安心して利用できた」とのコメントがいくつかあり、安心できそうだったので、こちらの宿に決めました。

宿選びで重視したポイントは・・・

  • バリアフリーで車椅子でも利用しやすいこと
  • 部屋は布団ではなくベッド、和洋室タイプだと嬉しい
  • 朝食はバイキング形式ではないこと
  • 貸切風呂がある、もしくは部屋にお風呂があること(大浴場に入るのは困難)

「いにしえの宿佳雲」は、入り口でスタッフの方が車椅子のタイヤを拭いてくださり、館内でも車椅子を利用することができました。 館内全体はゆったりと広くて廊下も全て畳敷きで段差もほとんどありませんでした。

部屋も和風ですがベッドで、脚が悪い母も不自由なく過ごすことができ、きれいでゆったりくつろげる落ち着いた雰囲気の素敵な宿でした^^

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲母の手術から1年が経ち、お祝いの気持ちで旅行をプレゼントしました)

夕食、朝食ともに半個室形式のお食事処で、和室ではなくテーブルと椅子なので脚の悪い母にとってはありがたいです。
夕食も朝食もどちらもとても豪華で美味しかったです!

貸切風呂は時間帯によって行列待ちがあるそうだったので、夕食を食べた後すぐに行ったので待たずに入ることができました。

バリアフリーなので車椅子の母も不自由なく過ごすことができましたが、料理が美味しくて、落ち着いた宿だったので、私たち世代もとても気持ちよく過ごせる宿でした(*´∀`*)

「共立リゾート」の宿泊施設は細かいところまで気の利いた心配りがあり、料理も美味しくて、施設も豪華なのに、良心的な価格設定だと思うので、またぜひ利用してみたいと思いました。

  

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

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