車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行(後編)

2日目:出雲市から松江市へ

二日目は、朝食を食べたあと、部屋で一休みしてチェックアウト。 その後、一畑電車で松江へ向かい、城下町の散策をしたり堀川添いのお茶屋さんで抹茶をいただいたり、美しい松江の街を楽しみました。

予定していた観光はほぼすべて終えた頃、車椅子のタイヤがパンクするというハプニングがおこり、帰路は少々大変でした^^; (観光が終わった後だったことは不幸中の幸いでした)

車椅子で旅行に行かれるご予定のある方は、ぜひ、車椅子のタイヤのチェックをしてからお出かけくださいね。

「いにしえの宿佳雲」の朝食

(▲豪華でとても美味しい朝食)

(▲食後にはデザートも)

朝食は、夕食と同じお食事処でいただきました。朝から美味しいご馳走を食べて大満足です^^

車窓を眺めながら松江しんじ湖温泉駅へ。一畑電車で約1時間の列車旅

(▲島根県観光キャラクター・しまねっこが電車の中に^^)

(▲平日午前中の一畑電車、座席は9割ほど埋まっている感じ)

一畑電車は出雲大社駅前から宍道湖北岸を通って松江しんじ湖温泉駅まで延びる2両編成の小さなローカル列車です。 出雲のぶどう畑やしんじ湖のほとりなど車窓からの美しい景色を眺めながら約1時間の列車旅でした。

電車の乗り降り時には駅員さんがスロープを設置してくださり、車椅子用のスペースも用意されていました。

松江城は車椅子では厳しかった・・・

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲黒塗りで重厚な松江城)

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲松江城は階段のため断念)

松江に来たからには松江城をと思いましたが、お城って、高いところにあるものでした。。。 坂道を通って天守閣に近づくこともできるようでしたが、車椅子を押していくのは体力的に厳しいので、石段の下からお城を眺めるだけにしておきました^^;

美しい水景に恵まれた水の都・松江

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲緑の木々が美しい堀川を眺めながら)

(▲堀川添いにある「塩見茶屋」さんでいただいた抹茶セット)

かつて城下町として栄えた松江は、荘厳な天守閣が残る松江城を中心に、江戸時代の建物、寺院が残る風情ある街並みや、堀川や宍道湖など水辺の風景がしっとりと美しい街並みが素敵でした。

松江駅へはバリアフリータクシーを利用しました

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲スロープが設置されたバリアフリータクシー)

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

(▲車椅子に乗ったままタクシーに乗車できます)

お茶をした「塩見茶屋」さんでタクシーを呼んでいただき、松江駅へと向かいました。

たまたま偶然ですが、迎えに来てくれた車はバリアフリータクシーでした!
こんなタクシーがあることを知らなかったので、とてもありがたかったです!

帰路、車椅子後輪タイヤのパンクで大変でした

母の車椅子はかれこれ10年近く使ってきたものだったので、経タイヤが年劣化で傷んでいたことがパンクの原因だったと思われますが、後輪のタイヤがパンクし、チューブが絡まりどんどん動きづらくなり、大阪に到着した頃にはタイヤがほとんど回らなくなってしまいました。。。 パンクした右側を持ち上げ少し浮かせ気味で押して進まねばならず、かなり体力を消耗しました(´;ω;`)

母の最寄駅まで送り届け、迎えに来てくれていた父に挨拶をして今回の旅はなんとか無事終了、大阪へ戻りました。

最後の最後でちょっと(いや、かなり)大変でしたが、怪我や大きなトラブルはなく、良かったです^^

さいごに

車椅子の母と1泊2日の出雲・松江旅行

いろいろ大変でイライラしてしまったこともあり・・・いろいろと反省点もある旅でしたが、離れて暮らす母と二人でのんびりゆっくり一緒に旅行できたことは、貴重な時間だったなと思います。

母は昔から宇宙や星空に興味を持っていて「西はりま天文台」に行ってみたいと言っていました。 私も宇宙や星空に心惹かれてドキドキしてしまうので、今度はミニマリスト夫も一緒に星空を眺めに行ってみたいなと思っています^^

>> 兵庫県立大学西はりま天文台 自然・環境化学研究所 天文科学センター

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