写真で綴る北欧デンマーク&ベルギー旅行記3
「人魚姫」の像へ

今日はデンマーク最終日。18:20の飛行機でベルギーの首都ブリュッセルに向かいます。
ホテルで朝食を取り、部屋に戻って荷造りをしてチェックアウト。スーツケースは夕方までホテルで預かってもらいました。
ホテルのチェックアウトを済ませ、中央駅に着いたのは9:40くらい。

はじめに向かったのは、アンデルセン童話で有名な「人魚姫」の像。
中央駅から3駅のØsterport駅が最寄駅です。ちなみに中央駅付近のホテルから徒歩30分くらいの距離です。

Østerport駅から人魚姫の像までは徒歩10分くらい。カステレット要塞を中を通っていくのが近道。カステレット要塞の敷地内はジョギングをしている人がたくさんいて、バギーを押しながら走る人も。

人魚姫、いました。
世界三大がっかりともいわれる人魚姫の像ですが・・・

次々と観光バスがやってきて大賑わいでした。人魚姫の像を見たあと、デザインミュージアムへ向かいます。
デザインミュージアムへ

コペンハーゲンの美しい街並みを見ながら歩くこと20分くらいで、デザインミュージアムへ到着。

デザインミュージアムの建物は、もともとは病院だったとか。コーア・クリントらによる改装を経て、回廊式の建物に生まれ変わったそうです。20世紀のデンマークデザインを中心に、デザイナーやテーマ別に分けられ、系統的に理解しやすいように工夫されています。

入り口すぐ隣はお洒落なカフェ。

ファッション関連の展示もたくさんありました。

2015年夏から2018年6月30日まで、「Learning from JAPAN」として日本の文化を紹介する展示がされています。デンマークデザインは、日本の浮世絵や工芸品から大いなるインスパイアを得て形作られていったようで、デザインミュージアム125周年ということもあり、かなり力の入った展示でした。
日本人としてなんだか誇らしい気持ちになると同時に、私は日本の文化や歴史や工芸など、日本の「美」というものをそれほど深く知らないのだということも痛感しました。
海の彼方まで来て、改めて、日本の伝統的な美しさや素晴らしさを感じることができました。
京都のすぐ近くに住んでいるのだから、日本に帰ったら、京都に行こうと思いました。和の文化に、もっと触れたいなと思いました。

インテリアの本でよく目にするような有名な椅子がずらり。

中庭のカフェでランチをいただきました。

番号札も、素敵でかわいい。

私は本日のスープランチとカプチーノ、夫は魚のフライとコーヒを。
食器、グラス、カトラリーなどはiittala(イッタラ)、スープの容器はWECK(ウエック)です。

すべてのものがシンプルで美しいので、団体のお客さまが帰った後のテーブル風景でさえ、美しいと思いました。
ひとつひとつの単体としてはシンプルでスッキリしすぎているくらいにも感じますが、全体として見ると、とても美しいなあ、と感じました。
フレデリクス教会

デザインミュージアムを見た後、すぐ近くにあるフレデリクス教会へ。

大理石で作られたとても美しい教会です。天井の絵も素晴らしかったです。
こちらの教会は無料で見学できます。

アメリエンボ—宮殿を外から見学。

ニューハウンの街並み。

海沿いの道を散策しながら、王立図書館へと向かいます。

かわいいジューススタンド。

王立図書館到着。


こちらもとても美しい図書館でした。
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歩き回ってヘトヘトになり、図書館の目の前にあるバス停から中央駅までバスで戻りました。
その後、ホテルで預かってもらっていたスーツケースを受け取り、スーツケースを転がしながら駅へ行き、電車で空港に向かいました。体力勝負、気合いです!
さよなら、デンマーク。

カストラップ空港到着。


コーヒーとパンで休憩。
黒いトレイに乗ったコーヒーとパン、ただそれだけなのに、素敵に見えるのはどうしてなんだろう?使われている色の数が少なくて、余計なデザインがないからなのかもしれません。

スタイリッシュで洗練された、開放的な雰囲気です。

回転寿司もありました。ボトルに入った水も回っています^^

スターバックスの自動販売機が。

SAS航空で、ベルギー・ブリュッセルへ。

ブリュッセルのホテルに到着。
今日もまたまたとにかくよく歩いた1日でした。次回に続きます。






