ベランダ菜園。長期不在時の植物水やり対策と、その後
土に触れることで癒され、緑の美しさに心ときめき、小さな新芽が次々とあらわれぐんぐん成長していく不思議さに小さな宇宙を感じてドキドキして・・・。
7月、私は大規模修繕工事を終えたばかりのマンションのベランダにいくつかの夏野菜の苗を植え、こぢんまりとベランダ菜園をはじめました。
小さなポットに入ったトマトやきゅうりの苗を植木鉢に移し替え、毎朝水をやり、だんだんと背が高くなって蕾や花が咲き始めた頃、夫の夏季休暇を利用して5泊6日の沖縄旅行に行くことになりました。
植物を育てていれば、長期間の不在は大問題です。 「旅行中の水やり、ど、どうしよう?!」と検索魔になり、畑をしている実家の父にもアドバイスをもらい、長期不在時の植物対策についていろいろ調べました。
ベランダ菜園の長期不在。旅行時の植物の水やり対策
夏の強い日差しで土がカラカラに干上がってはいけないし、台風で鉢が倒れたり水浸しになったら困るし、ある程度の水量(夏野菜、特にきゅうりはたくさんの水が必要らしいのです)も必要だし、風通しも必要だろうし。
長期不在時の水やり方法や対策をいろいろ調べて検討した結果、浴槽に水を溜めて「 水やり当番 」をひと鉢に1つずつセットすることにしました。8号鉢(きゅうり、トマト)にはLサイズ、7号鉢(ピーマン)にはMサイズを使用しました。
旅行に行く日の朝、植木鉢をベランダから浴室に移動し、浴槽に水をはり、換気窓を開け(わが家のお風呂には小さな換気窓があるので、窓を開けておけば蒸れることもなさそうです)、水やり当番をセットしてから出発しました。
水やり当番の給水効果
水やり当番の給水効果はかなり素晴らしくて、5泊6日の旅行から戻った時、土はまったく乾燥していませんでした。
ですが・・・給水効果が高すぎたようで、植木鉢の水受け皿には水がたっぷり溜まり、さらに水が溢れ出てしまっていました。水のあげすぎで、葉っぱもクッタリとしていました(;ω;)
「 水やり当番 」は、水面の高さを調整することで給水量をコントロールできます。
事前にちゃんと水面の高さと給水具合のテストをしておけばよかった・・・と反省です。 次回使用する時には、ちゃんと給水テストをしようと思いました。
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ベランダ菜園、長期不在のその後・・・(´;ω;`)
旅行から帰ってすぐ、植木鉢をベランダに戻して、光と風を当てましたが、くったりしおれてしまった夏野菜たちは、その後、どれも実をつけることはありませんでした・・・ (´;ω;`)ショボン
はじめての家庭菜園。反省点と来年に向けてのメモ
はじめての家庭菜園は、たくさんの反省点がありました・・・。
来年の夏はぜひとも収穫まで!と思っているので、来年に向けての覚書をメモしておきます。
- 夏野菜の苗を植える時期が遅すぎた。5月くらいには植えておきたい
- ミニトマト(プチぷよ) は人気ですぐなくなるので早めに手配しておく
- 思っていたより苗が大きく成長するので2まわりくらい大きな植木鉢を用意する
※今年使用した植木鉢サイズ:きゅうり・ピーマン=8号、トマト=7号 - ベランダ菜園では普通サイズのきゅうりではなく「ミニきゅうり」の方が良いかもしれない
- ぬか漬け用に「オクラ」も植えたい
- ガーデニング・家庭菜園向け培土 10リットル はとても扱いやすく、いい土だった
- 水やり当番を使用する時は事前にテストして水面の高さを調節すること
ベランダ菜園悲喜こもごも・・・
私ってダメだなあ・・・と、しょんぼり気持ちが落ちてしまってどうしようもなかったのですが、録り溜めていたNHKドラマ「ベランダ男子ベランダー」最終回、主人公が大事にしていた蓮を枯らしてしまい途方にくれる姿を見て、「ああ、一緒だなあ」と共感して、少し気持ちがラクになりました。
「ベランダ男子ベランダー」の中で紹介されていた、園芸家の悲喜こもごもをつづった「園芸家の十二ヶ月」。
ボタニカルライフの楽しい世界、植物を育てる人なら泣き笑いできるほど共感できる、この世の美しさやいのちの神秘への感動に満ち溢れた楽しいエッセイです。