秋の京都・嵐山の朝散歩

長野に引っ越したら、今みたく気軽に京都に行けなくなるので、
「そうだ 京都、行こう」と、京都・嵐山に行ってきました。

朝7:30くらいに家を出て、8時過ぎに嵐山に到着。
電車で30分くらいで嵐山に行けるなんて、贅沢なことだなあと思います。

渡月橋を渡って、保津川沿いをてくてく。
色付き初めの紅葉と、キラキラと水面に輝く朝日が綺麗。

昔だったらこういう時はカメラを持って出かけていたけど、カメラは重くてかさばるし、最近はカメラを持ち歩かなくなりました。
iPhoneで十分だなあと思います。

朝の竹林の小径は人通りもまばら。

天龍寺の庭園。
天龍寺は京都の禅寺を代表する格式高い寺院「京都五山」のひとつで、その中でも”第一位”に数えられたお寺です。
>> 天龍寺 公式ホームページ

天龍寺の庭園の奥にある「望京の丘」。
京都市内を一望することができる、お気に入りの場所です。

この丘には立派な枝垂れ桜の大木があり、満開の景色が見たくて、数回、桜の時期に訪れたことがあります。
天龍寺が建てられたのは暦応2年(1339)、この枝垂れ桜もかなりの樹齢だと思います。そのためか、桜はまばらでした。

室町時代や戦国時代、江戸時代・・・見事な桜の景色だったのだろうなと想像してみるけど、もしその頃に生まれていたとしても、ここからこの景色を眺めることが許された人は高貴な位の限られた人だけだろうけど。

天龍寺の庭園は、四季折々の和の植物が見事です。
「なんて名前だろう?」と思えば、すぐ近くに名前が書かれた看板があり、和の植物園のよう。

艶蕗(つわぶき)といえば、黄色い花だと思っていましたが、「白花艶蕗(しろばなつわぶき)」というのもあるんですね。
淡い上品な色がとても綺麗です。

紫式部はなんとなく知っていますが「小紫式部」は初めて知りました。
ちなみに、紫式部は紫の実がポツポツとまばらに付き、「小紫式部」は紫の実が集まって付くそうです。

これまであまり和の植物への興味関心がなかったのですが、長野でもうすぐ購入する中古住宅が純和風の日本家屋なので、庭に和の植物をいろいろ植えてみたいなと思うようになりました。

亀山と嵐山を借景にした「曹源池庭園(そうげんちていえん)」。
天龍寺は駅からのアクセスもよく、紅葉や桜のシーズンはかなり混雑することが多いので、静かに楽しみたいなら朝早い時間帯がオススメです^^

小腹が空いたので生麩田楽を食べて、家路へと。

ひんやりした空気が気持ちいい、秋の朝の京都散歩でした。

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