心の声を聞いて自分と繋がる「書く瞑想」モーニングページ
ずっとやりたかったことを、やりなさい。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」。
この本で紹介されている<モーニング・ページ>ってご存知ですか?
モーニングページとは、
少し早起きをして朝に書く「日記」のようなものです、
思い浮かぶことをそのまま、意識の流れをありのまま、
ノートに3ページ書き出します。
モーニングページを書き出すことを、筆者は<脳の排水>と表現していました。
モーニング・ページを書く目的は、脳の中を掃除すること。
いらないものを捨てて掃除をするとスッキリ気持ちよくなるように、
脳の中のごちゃごちゃを<書き出す>ことで、
頭の中を掃除するようなデトックス効果があるそうです(*´∀`*)
ごちゃごちゃしがちな脳をスッキリさせることで
<自分の中の小さな声>に耳を澄ませることができるようになり、
やりたかったことや、ワクワクする<タネ>が見つかるようになっていきます。
意識と無意識の間にいる、やっかいな検閲官
自分でも気がついていない本当の気持ち(無意識)と、
自分で気がついている意識の間には、
とても分厚いフィルターのようなものがあり、
自由に行き来することはできません。
このフィルターは<やっかいな検閲官>のようなもの。
私たちの心を守ってくれる、とても大切な存在であると同時に、
この<やっかいな検閲官>は、私たちをがんじがらめに縛りつけて苦しめます。
検閲官が繰り出す否定的な意見は、真実ではないこともたくさんあり、
しばしば真実を装って破壊的な言葉を発しつづけているそうです。
私たちは、この検閲官をとおして、容赦なく自分自身を否定してしまいます。
もしも友達に言えば「絶交」になりかねないナイフのように鋭い暴言で、
自分自身のことを切りつけてしまう・・・
私はしょっちゅう、やっています・・・ごめんね、私。(涙
モーニング・ページは、
検閲官の声が届かないところに自分自身の静かな中心を見いだし、
この検閲官から自由になるためのツール、といえそうです。
<書く瞑想>モーニングページ
頭の中をぐるぐるとループする不安な感情も、
そのまま、ただ書き出してみることでループはおさまり、
雲のようにすーっとどこかに流れていってくれます。
モーニング・ページは「書く瞑想」のようなワークです。
心理学の世界では「書くことは無意識の意識化」と言われていますが、
モーニングページを書いていると、ふと気がつけば、勝手に手が動いているようで、書いている文字を見てハッと驚くこともあります。
自分の中の意識というよりも、
もっと大きな深いところに繋がって言葉を降ろしてくるような…
不思議な感覚になることがあります。
私は、モーニングページを書くことで「自分とつながる」という安心感を感じるようになり、
シンクロニシティを感じることも増えました。
モーニングページのおすすめのノートサイズ
実際のところ、朝に3ページも書くのは、時間的に大変です。
なので、少し小さめのA5サイズがおすすめだと思います。
ぎっしり書かず、行間を飛ばして書いてもいいし、図やイラストを書いてもいい。
細かいことは気にせず、気軽に始めてみるといいと思います。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。
この本で紹介されている「モーニング・ページ」は、
シンプルですが瞑想のような浄化作用がある素晴らしいワークです。
いつの間にか、自分をどんどん小さく見積もるようになってきていませんか?
自分の気持ちをないがしろにしてしまっていませんか?
どんなささいなちっぽけなことでもいい。
自分の中にある、ワクワクのタネを見つけるきっかけに、
興味がある方はぜひ、本を手にとってみてください(*´∀`*)