静かな水のようにありたい。ターシャ・テューダーさんの優しい教え

いろいろタイミングも合わなくて、流れの悪い日・・・そんな日がこの数日続いていました。

何か映画でも見ようかな、かもめ食堂みたいな優しくて淡々とした作品がいいなとAmazonプライム・ビデオを眺めていたら、「この商品をご覧になったお客様はこんな商品もご覧になっています」に出てきたターシャ・テューダーさんの「ターシャ・テューダー 静かな水の物語(字幕版)」をいつの間にかポチッとレンタルしていました。

ターシャ・テューダーさんはアメリカを代表する絵本作家で、彼女の美しい庭造りが紹介されたドキュメンタリー番組はNHKでもかなりの人気があったようです。私は今まで彼女のことをあまり知らなかったのですが、彼女の創り出す丁寧で美しい暮らしや人生を眺めていると、日々の暮らしの小さなことを大切にしようと思えてきて、縮こまっていた気持ちもほどけていくようでした。

静かな水のようでありたいー「スティルウォーター教」

ターシャ・テューダーさんの「スティルウォーター教」の考え方が素敵だなと感じました。「静かな水のように穏やかであること、水鏡に映し自分を知ること」そんな風に意識して人生を積み重ねていければと。

私は静かな水のようにありたいと
「スティルウォーター教」を発明したの

それは私が惹かれる小さな動物たちの
生き方にも通じるもの

彼らは必要なすべてが身の回りにあると
知っているから満ち足りている

かたや人間はないものねだりばかり
欲望で不満を膨らませているの

まずは静かな水のように世界を受け止め
感謝することから始めたいわ

静かな水のように穏やかであること、水鏡に映し自分を知ること、周りに流されず自分の速さで進むこと・・・

そのようなことをターシャさんはスティルウォーター教と冗談めかしていましたが、自ら作り出したものに幸せを与えられ、そうして積み重ねた人生は充実したものだった、とお孫さんが語っていました。

人生は楽しいばかりではないけれど
厳しいときこそ目の前にある喜びを自分自身で見出す努力をしよう

すべての瞬間を楽しみなさい
五感のすべてで命を感じなさい

自分自身で目の前の喜びを見出す努力、小さな変化を楽しみ気づく感受性。
そういうことが大切なんだなと感じます。

この一年ターシャの近くで暮らして
学んだのは その意志の強さです

91歳になり体力的にもむづかしいのに
やると決めたら絶対諦めません

もう一つは「選ぶことの大切さ」です

家の仕事にしても趣味にしても
何をして何をしないか

誰と会って誰と会わないか

人生は小さな選択の積み重ねで
できていると言うのです

すべての選択を真剣に行ったから
自分の世界を築けたのですよね

こちらはお孫さんのお嫁さんの言葉です。
選ぶだけでなく、選ばないということも、大切な選択なんですね。

ターシャさんからのメッセージ

忙しすぎて心が迷子になっていない?

豊かな人生を送りたいと思ったら

心が求めるものを心に聞くしかないわ

私は時々腰をおろして ゆっくり味わうの

花屋夕焼けや 自然のアリアを

人生は短いのよ 楽しまなくちゃ

ターシャは幾度となく迎える季節でも、緑ひとつとっても様々な色合いがあると驚き、その感動を伝えていたそうです。
そして、「楽しみは自分で創るものよ」と。

見慣れた景色であっても新鮮な目で見ることを忘れず、自ら楽しみを創りだせるきらめきを持てればなと思いました。

鬱々としてしまいがちな季節ですが、静かに前向きな気持ちになれるドキュメンタリー映画でした。

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