大阪北部地震・マンション自宅避難で準備した防災グッズ

大阪北部地震から1週間が経ちました。

わが家は震源地の近くに位置しておりかなり激しく揺れましたが、今はいつもどおりの生活に戻っています。
つらい思いをされている方々のことを思うと胸が痛みます。

地震当日、夫は帰宅困難者に

地震当日、夫は帰宅困難者となり、バスもタクシーも長蛇の列で、かなり離れた駅から歩いて帰ってくることになりました。やっとマンションに到着したと思ったら、エレベータは停止しており、階段を上って帰ってきました。

疲労困憊、汗だくで戻ってきましたが、ガスが停止していてお風呂に入ることもできず。 電気ポットで沸かしたお湯を使ってバケツで足湯をして疲れを癒し、しぼったタオルで身体を拭き、水で髪を洗いました。

マンションの部屋の被害状況

家の中の被害は、本棚の本が落ちたりブリタ(浄水器)が落ちて水がこぼれたといった程度で済み、電気と水道が使えたので電子レンジや電気ポットで調理などもできました。

ガスは数日間使用することができませんでしたが、大阪ガスの方々が全力で復旧作業をしてくださって、当初の予想よりもかなり早く復旧できました。

地震のあと、災害対策グッズを備えておく重要性を実感しました

もしも大きな災害が起これば、電気・水道・ガスといったライフラインが全て途切れてしまうかもしれません。

また、災害が起こると、コンビニやスーパーの棚はあっという間にガラガラになり、水も食料品も買えなくなくなってしまいます。

マンション暮らしの場合、エレベータが止まってしまうと外出が非常に大変になります。 避難所で水や食料品をもらえても、重い水を持って階段を上り下りすることを考えると・・・2、3日分程度の備蓄は準備しておきたいなと思います。

すぐに準備した災害対策グッズ

地震が起こったあと、家になくて不便だったのですぐに準備したグッズは

  • 簡易トイレ(もしくは簡易トイレ代わりに使えるもの)
  • カセットコンロ
  • カセットボンベ
  • スマホ用モバイルバッテリー
  • 水(いつも買っている水の備蓄を増やしました)

「トイレ」の確保は必須! 簡易トイレと使い捨て手袋

断水した場合に備えてミネラルウォーターの買い置きというのはすぐに思い浮かぶと思いますが、備蓄に関しては、食料よりも「トイレ」の確保が優先度高めです。

断水時は水洗トイレが使用不可能になります。 排水管が破損している可能性があるので、バスタブに溜め置いた水などを流すと、階下のお宅や部屋に汚物と汚水が流れ込む危険性があり、「非常用トイレセット 」の準備は必須だと被災経験のある方に教えてもらいました。

BOS (ボス) 非常用トイレセット を購入しました。BOSの防臭袋は愛犬のトイレシート処理でいつも使っているのですが、ほんとに全く臭いません。 地震が起こって慌てて注文しましたが、皆の防災意識も高まりもあるのでしょうか、品薄状態のようです。

トイレはぜひ、準備しておかれることをオススメします。 また、簡易トイレのトイレ処理を素手でおこなうことに抵抗がある方は、使い捨てビニール手袋もあったほうがよさそうです。調理用使い捨て手袋で大丈夫だと思います。

カセットコンロとカセットボンベ

ライフラインが止まったとき、復旧に一番時間がかかるのはガスだそうです。ガスが止まると調理や湯沸かしもできなくなり不便で困ったので、すぐに イワタニ カセットコンロ カセット エコプレミアム ホワイト CB-ECO-PRW を購入しました。シンプルですっきりしたデザインで、鍋などでも日常使いをしたいと思います。カセットボンベの予備も必要です。

イワタニ カセットフー エコプレミアム CB-ECO-PRW
Iwatani(イワタニ)

停電時に備えたいスマホ用モバイルバッテリー

ライフラインが途絶えた時、スマホのバッテリーが切れたら大変です。いつか買おうと思っていたモバイルバッテリーも購入しました。大容量タイプのバッテリーと迷いましたが、旅行カバンに入れても抵抗ないくらいの重さ(125g)の Anker 5200mAh 軽量モバイルバッテリー  を選びました。iPhoneのフル充電が2回できます。

災害時のペット対策

迷子リスクへの備えとして、 犬の首輪屋てるべる さんで購入した迷子札付きの首輪を使用しています。
(これは子犬時代から使っています)

ペットのための備えは飼い主の責任です。最低でも3日分、できれば5日分を目安にペットの防災用品を備蓄しておきましょう。
ペットの防災用品例
◆防災用品の例
・フード及び水
・動物の常備薬
・食器
・トイレ用品(ペットシーツ、猫砂など)
・首輪及びリード
・健康の記録(既往歴、ワクチン接種歴がわかるもの)
・写真(飼い主と一緒に写っているもの)
・ケージ、キャリーバッグ
・その他(ガムテープ、おもちゃなど)
出典:『同行避難』するために・・・日頃からの備えが大切です 東京都福祉保健局

環境省は「ペットを連れての同行避難が原則」としています (野犬化しての繁殖、逃げたして人を噛む、指定されない場での排便等での環境の悪化等の理由) ので、ペット同行避難ができる避難所の確認もしておくといいと思います。

また、クレートでおとなしく過ごすことができるように「しつけ」をしておいた方がいいと思いました。

(ざっと調べてみたところ、ペット同行避難ができる避難所は不便な場所にあったり、ペット同行といえども一緒の場所で避難することはできず、ペットは別のスペースに避難となるケースが多いようです・・・)

さいごに

突然起こった大きな地震は本当にびっくりしたし怖かったです。ココもブルブル震えていて、地震からしばらくの間は少し不安定になっていて可哀想でした。今も度々余震があるし、いつまた大きな揺れが来るかわからないので、備えておかなくちゃと思いました。

平常時に防災意識を高めるのはなかなか難しいことですが、今のような「危機感」があるうちに、もしもの時に備えて、足りなかった防災グッズの準備もきちんとしておこうと思いました。

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